私達の体はおよそ37兆個の細胞でできていると言いましたが、元はといえばたった1つの受精卵から細胞分裂して増えてきました。
各々の細胞は段々と性質を変えていき、やがて皮膚の細胞や筋肉の細胞、肝臓の細胞などと様々な形や働きをもつものに分化していきます。
しかし、実はチームのユニフォームのような目印を「私の細胞」は全員持っています。
例えば、貴方は阪神の黄色い縞模様型、そして私は巨人のオレンジといった感じです。
その形や色を認識して同じチームの「仲間」かどうかを認める働きを免疫はしています。
細胞のユニフォームが異なっているとキラーT細胞という殺し屋に傷害されます。
これは臓器移植などで他人の臓器を移植した際に起きる拒絶反応や、癌細胞、風邪などのウィルスに乗っ取られた細胞がキラーT細胞という細胞に傷害されるのです。
しかし、「自己(私の細胞)」ではなくなったウィルス感染細胞は、すぐに殺し屋であるキラーT細胞にやっつけてもらえるわけではなく、
別の種類の細胞がカツを入れなければ眠ったままです。
え?そうなの?
これが免疫の複雑なところなんです。
✳️ややこしくなってきたので「どうして風邪が治るのか?」という話に戻しましょう

私達の体の様々な自然免疫のバリアが完全に機能していれば、病原体もそうやすやすとは身体の中に入ってきませんが、ほころびが生じた時に風邪のウィルスが体の中に侵入してきます。
そこで最初に立ちはだかるのはマクロファージをはじめとする食細胞たち。
マクロファージは大食細胞といい、白血球の一種です。
この方は異物である病原体(ウィルス)を見つけて食べると活性化します!
気合が入るのです

そして消化能力や殺菌能力が増し、次に様々な警報物質を出して仲間に知らせます。
細胞間で情報を伝えあう情報伝達物質のことでひっくるめてサイトカインと呼びます。
サイトカインが出ると体は血管が緩んで血管やリンパなどにいる仲間が動き回りやすいようにします。
そして続々と仲間が応援にやってきて活性化することになるのでそこに「炎症」が起こります。
リンパ節が腫れたり喉が痛くなったりしますね。
真っ先に駆けつけるのは好中球という白血球!
アニメ「はたらく細胞」をみた人いますか?
「抗原発見」でピンとマークが立って現場に素早く駆けつけるお兄さんが出てきますね。
好中球はまさしく頼れる兄貴的な存在です。
数が多いのと強い殺菌能力があるので働きだすとマクロファージより強力ですが、寿命は2〜3日と短い。
ちなみに病原体を倒して死んだ好中球の死骸が膿です。
こうして様々なサイトカインを出されると身体中の細胞は臨戦態勢に入ります。
大事なのはここで働いた食細胞たちは実は無差別的に食べるだけではなくて病原体を認識しています。
これがわかったのが2011年にノーベル生理学、医学賞に繋がった発見ですが、免疫は複雑でまだ解明されていな部分があるのです。
さてさて、疲れてきましたがもうちょっと頑張って!
気合が入ったマクロファージから警報を出されて集まった仲間の中には好中球の他に、樹状細胞という方もいます。
この方はちょっとクールな印象で、少し引っ込んだところにいて戦いが局地的で終わりそうにないなと思ったら、つまり自然免疫だけでウィルスを退治できそうにないなと思ったら表舞台に出てくるのです!
次回はこの樹状細胞についてお話します!
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