グレープフルーツ精油についての質問

お薬とグレープフルーツの飲み合わせな良くないと聞いたことがある方がいらっしゃると思います。
グレープフルーツは精油に限らずなのですが(ジュースでも)薬を代謝するカラダの働きを弱めてしまうため、薬の作用が強くなりすぎるというのが理由なのですが、皆さんはその理由をご存知でしたでしょうか?
薬の代謝というのは解毒作用ということで肝臓でされるとはずなのに、その肝臓の機能を抑制してしまうということなのでしょうか?
こんな話題がナードの先生方の間で挙がったのでシェアしますね。
結論から言うと、、、グレープフルーツと薬の飲み合わせについて、グレープフルーツに含まれるフロクマリンが、シトクロムP450という薬の代謝酵素を阻害するため、薬が分解しづらくなり、その結果、薬の効きが良くなるのでグループフルーツを飲む時には気をつけましょ!という事らしいです。
同じ柑橘系でフロクマリンを含むものでもみかんなどは大丈夫のようです。
また、
苦いと感じる成分というのは、グレープフルーツに含まれるナリンギンというものらしいですね。
八朔もだからだめとか。。。
今まで、グレープフルーツは避けていた人は、八朔も注意した方がいいですね。
私は苦味成分大好きなので要注意!
ところでグレープフルーツに含まれるフロクマリンは外側の皮と果肉の間の白い部分や果肉にも含まれているらしいです。
精油中の光毒性を調べるために日本産ゆずの精油中のベルガプテン濃度が安全域かどうかを調べた研究結果によると、グレープフルーツやベルガモットを代表として柑橘類の精油にはフラノクマリン誘導体であるベルガプテンを含むものがあるが、それらによるお光毒性は柑橘類の精油を使う時に注意が必要である。
ベルガプテンは光感作作用を有し、皮膚に塗布したあと、ある一定程度の時間内に紫外線を浴びることにより炎症を引き起こすことが知られている。
日本アロマテラピー学会第13回学術総会では、沢村ら(高知大)により、代表的な柑橘精油と共にゆずを始めいくつかの日本産柑橘精油について、そのベルがプテン含有量を分析した結果が発表された。
その結果、生産地や抽出法による違いはある斧の、日本産ユズの精油は、IFA(国際香粧品香料協会)の示す安全基準である15ppm以下から外れるものはなく、調べたものでは安全域であることが確認された。
抽出法については圧搾方では1~4ppmと少量だが含まれる結果とのあったことと比較して、蒸留法では検出されない結果だった。
同時に調べたグレープフルーツについては、圧搾法で2000ppmと高濃度を示したが、こちらも蒸留法では検出されなかった。その他の日本産柑橘精油では、橙、カボスの圧搾抽出により、およそ700ppmという結果を得ているとの報告があった。以下省略
こちらは、村上先生の授業のユズの勉強をした際の資料からの抜粋。
柑橘精油を使用する際に注意しなければならない光毒性と薬の飲み合わせについて関連があることがわかり、なんとなく今までもやっとしていたことがスッキリしてきました。
精油に関しては資料にもある通り、水蒸気蒸留法で採られたものは大丈夫だけれど、果皮を圧搾した精油に関しては光感作作用の問題があります。
ほとんどの柑橘系の精油は圧搾方で採られているので要注意ですね!
仕入れたばかりのベルガモットの精油はベルガプテンフリーの精油なので光毒性の危険性は少ないのですが、これはおそらく水蒸気蒸留法で採られているのではないかと思います。調べてみよう!
薬に関しては、飲み合わせとして果肉を絞ったジュースや果肉をいただくことが危険という認識になります。
薬の飲み合わせで注意すべきカルシウム拮抗剤(降圧剤、降狭心症薬、さらに脂質異常症治療薬、抗不安剤等)は、その他、不整脈や冠攣縮性狭心症など意外とたくさんの方が内服している可能性があるという指摘もあります。
お薬が効かないのも困りますが、効きすぎも怖いですね。
どうぞ、注意してくださいね!
その他参考資料 →
2019年10月12日補足で記事を追加しました。
よろしければそちらも併せてご覧ください
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